朝のランニングで心も体もスッキリさせて１日をスタートさせる効果やコツ５選

「朝」といえばどんな気分を想像しますか？「眠たいとか、仕事が、学校が始まっちゃう。」などブルーな気分を想像するでしょうか。では、休日の何も予定のない日の朝にしましょう。寝られるだけグッスリ眠れますが、疲れはスッキリ取れていますか？

そんなときにぜひ、オススメの習慣があります。それは朝のランニングです。まだ日が昇り始める頃の時間帯は、空気が澄み切って気持ちよく爽快な気分になります。早起きしてさわやかな空気を吸って、ランニングで体を温めて一日のスタートを切る！たまにはそんな朝もあっていいのではないでしょうか？

今回は、そんな朝のランニングを勧めるべく、その効果を紹介していきます。

１：エネルギーの消耗で身体がポカポカ温まる

朝目覚めた直後は、一日の中で最も体温が下がっています。そこから、朝食を体内に取り入れることでエネルギーが生み出され体温が上がっていきます。

ここではじめて体が目覚めるのです。ですから、朝食をとってからランニングで筋肉を動かすことで、体をバッチリ目覚めさせることができます。

さらに体はポカポカ温まり、特に寒くなってくる秋冬などでも朝からぶるぶる震えることもなくなります。逆に、夏の暑い時期でも朝はまだ涼しいですから、気持ちよく走ることができます。

２：身体が勝手に規則正しい生活リズムになる

生活のリズムが整うというのも曖昧な表現かもしれませんが、言い換えると早寝早起きの習慣が身につくということです。朝はランニングをするために早く起きる、だから早起きになるというふうにさせてください。すると、朝に走った分夜は疲れが間違いなくたまることでしょう。

このようにして、朝早起きしてランニングするようになれば、自然と夜は早く寝るようになり早寝早起きが習慣になっていきます。

早寝早起きのメリットは語り尽くせないほどあります。いくつか挙げると、日中眠気に襲われることもない、一日が長く感じられる、代謝アップ、などなどです。いずれにせよ、自身の生活はおのずと良い方向にむかっていきます。

３：ランニングは朝ご飯を食べてから

ここからは、朝のランニングを実践する上でのコツ、注意点を述べていきます。

まず、朝起きてからご飯も食べずにランニング、というのはやめてください。朝目覚めた直後は、体温が下がっているだけでなく、動くためのエネルギーも空っぽです。寝るという行為もエネルギーを消耗しています。

そのような体の状態でいきなり走り出すのは、決していいとはいえません。走ることで体を動かすエネルギーを強引に作ろうとしますから、心臓などに過度の負担がかかってしまいます。ですから、まずはなんでもいいですから朝ご飯を食べることが重要です。ご飯をたべてエネルギーを補給して、そのエネルギーを燃やしながら走る、という一連の流れを大切にしてください。

よく、「朝ご飯の前にランニングをすればダイエット効果が得られる」という情報が飛び交っていますが、それは燃やすものが何もない状態で運動し、無理矢理脂肪を燃やしているという状態です。悪い意味で体に負担がかかるため、決して体に良いやせ方とはいえません。ダイエットは他の方法を模索しましょう。

４：ランニング前はストレッチをしっかり

上で朝ご飯をとりいれてから、というお話をしましたが、もう一つ準備が必要です。それは、準備体操、ストレッチです。朝起きてからは、筋肉は縮こまり、固まってしまっています。そのような状態で無理に動かすと、筋肉を痛めるなどケガのおそれが大きくなります。ですので、走り出す前に屈伸運動やアキレス腱をのばす、それから肩も回すなど入念に準備運動をしましょう。

また、走り出すスピードやペースにも気を配りましょう。ゆっくりと走り出し、ペースは息を切らさない程度で問題ありません。しっかり走りたいというのであれば、日中、体が完全に目覚めている状態で行うのが好ましいです。

５：ランニングの時間は20分を目安にしよう

最後は、ゆっくり走るのですが、どれくらいの時間走るのかという点です。ランニングというのは、ある程度まとまった時間走り続けることでその効果が得られます。そして、その効果はおおよそ20分で得られるということが知られています。脚力や肺の強化はもちろんですが、脂肪燃焼、つまりダイエット効果も20分を超えるあたりから得られるようになります。

朝ランニングが習慣化すれば、ダイエットの成果も現れることは間違いありません。継続的な取り組みが大切となるようです。

さて、今回は朝のランニングで心も体もスッキリさせて１日をスタートさせる効果やコツ５選について紹介しましたがいかがだったでしょうか？ランニングをするという習慣、そして早起きするという習慣はともに多くの効果をもたらします。ランニング、早起きどちらかならできそうですが、二つを両立となるとなかなかはじまらない、もしくは続かないでしょう。とはいえ、一度やってみる価値は十分に
あります。ぜひ、長続きしなくても良いですからやってみてください。