夏バテ解消で！夏太り知らずの身体を作る５つの秘訣

気温が高くなる夏。日常生活の中で、ちょっと動いただけでも汗が出てくるので、夏は代謝が上がって痩せやすいと思いがちですが、意外と夏は体が痩せにくく逆に太りやすい季節なのです。

その理由は、気温が高くなるので、それによって体が疲労しやすいので、口から摂取した食べ物の栄養分を体にため込もうと働くからなのです。その上、気温が高いので、室内では冷蔵がきいている場合も多く体が冷えてしまうので、さらに代謝が下がり、ひどい場合むくみの原因にもなるのです。

そして暑いから、水分を多く摂ってしまったり、ついアイスクリームやジュースといった冷たい甘いものを食べてしまいがちになることも原因となって夏太りになるのです。

今回はそんな夏太り解消に効果的な食品の栄養効果をあげてみたいと思います。

その１：脂肪を分解させて夏太り解消！

夏太りの体は代謝が落ちているので、脂肪をため込もうとしてしまいます。脂肪分解に効果をもたらす食品にアボカドやスイカ、かんきつ類があげられます。

これらの食品の中には脂肪分解酵素であるリパーゼという成分が含まれています。特にアボカドにはこのリパーゼが多く含まれています。リパーゼを摂取することで脂肪を分解してくれる働きがあるので、夏太り解消に効果的です。

その２：脂肪を燃焼し夏太りを解消！

夏の暑さでバテたり、疲れやすくなると、体はそのダメージから守る意味で栄養をため込もうとしてしまいます。そのため脂肪が燃焼されず夏太りの原因となってしまうのです。

脂肪燃焼には、唐辛子に含まれているカプサイシンが効果的です。カプサイシンは体を温める効果やアドレナリンを分泌する働きもあるので、発汗を促す効果があります。

発汗することで、体のデトックス効果もあります。カプサイシンを多く含む食品で手軽に摂取しやすい食品としてキムチがあります。3食の食事の中でキムチを摂取し脂肪燃焼効果を高めてみてください。

その３：夏太り解消には血流改善が大事

夏太りの原因としてあげられるのが、血流の悪さです。夏は暑いので冷房や冷たいものを食べてしまいがちになり、常に体が冷えてしまいがちになります。

体が冷えると血流が悪くなることから、代謝が落ちて夏太りになるのです。また血流が悪いことで、肩こり、肌荒れ、眼精疲労といった体の不調が出てきたりします。

このようなことにならないためにも、血流をよくする効果のあるアーモンドやかぼちゃ、モロヘイヤなどに多く含まれているビタミンＥには、活性酸素によっておこる血管の老化を防ぐ働きがあります。

血流が悪いと血液もドロドロになってしまうので動脈硬化や血栓ができやすくなります。ビタミンＥを摂取して常に血液をサラサラにしておきましょう。

その４：夏太り解消には代謝を上げましょう

夏太りには、代謝が落ちて太るという原因があげられます。代謝が落ちると　　低体温となり、少ししか食べていないのにも関わらず太るという体質になります。

他にも代謝が落ちることで、疲れやすくなったり、風邪を引きやすくなってしまったり、冷え性といった不調が出てきてしまいます。代謝を上げるには高たんぱく質の大豆、納豆、牛乳、納豆といった食品を摂取してみてください。これらの食品の中にはマグネシウムも含まれています。代謝を上げる働きと同時に脂肪燃焼を助ける働きもあるので、代謝が上がりやすいのです。

代謝が上がると体温も上がるので、夏太り解消効果もですが、ウィルスや細菌にも強い体を作ることができます。

その５：夏太り解消のカギは腸内環境が関係する？

夏太りの原因には、腸内環境も大きく関係してきます。代謝が悪いと老廃物が溜まりやすく便秘にもなりやすいのです。夏太り解消法として、食物繊維をよく摂取してください。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。不溶性食物繊維にはごぼうやレンコン、サツマイモといった食品があげられます。水溶性食物繊維にはわかめや昆布、もずくといった海藻のネバネバ成分が水溶性食物繊維なのです。

特に水溶性食物繊維は体内に入ると消化される際にかさましされ、腸内の老廃物を排泄するときに大きな役割をはたしてくれます。不溶性食物繊維は腸内の善玉菌の栄養素にもなるので進んで摂取してください。

ミネラル成分には、がん予防効果にも一役買っている成分なのです。腸内環境をよくすることで夏太りとは無縁な体を作りましょう。

さて今回は、夏バテ解消で！夏太り知らずの身体を作る５つの秘訣を紹介しましたが、いかがでしたか？

夏太りに効果的な食品を摂取するのと同時に、有酸素運動も取り入れていただくとさらに効果的です。有酸素運動とは、多くの酸素を必要とした運動のため、肺や心臓が鍛えられて強くなり、代謝が上がる効果があります。代謝を上げることによって、脂肪燃焼にもなりますし、血流もよくなるのです。食べたものをため込まずに消費する体を作ることで、つまり、燃費のいい体つくりにつながります。

夏場のついつい食べてしまう冷たい物や、冷房の室内で過ごすことで、常に体が冷やされてしまっています。食事と運動によってより健康的な体作りをしてみてください。ただし、夏場は熱中症にもなりやすいので、炎天下での過度な運動は避けて、できるだけ、朝の涼しい時間帯や、水分補給も忘れずに行って下さい。

口が乾いてきたときにはかなりの脱水症状が進んでいる状態なので、充分に気を付けて早め早めに水分補給をおこなってください。