コーヒーにはダイエットが！？飲んで期待？できる６つの効果

突然ですが、「コーヒーダイエット」って言葉、聞いたことありますか？そう、私たちが朝の眠たーい時間に、食後にほっと一息つくときに飲む、あのコーヒー。

実は、ダイエット効果が期待できるという情報がここ数年のうちに出てきています。インターネットでもそのような記事が多く出回っています。と、聞いただけで「これなら簡単にできそうじゃん！」と思った方、多いですよね？

ですが、ダイエット目的でのコーヒーの摂取はあまりオススメできません。

そこで、今回はコーヒーを摂取することによる効果を紹介していきます。

その１：コーヒーには脂肪燃焼効果がある！

コーヒーの成分でおなじみのカフェインに加え、クロロゲン酸という成分には脂肪燃焼を促進する働きがあります。カフェインについては後ほど述べますが、このクロロゲン酸が今、注目を浴びています。

まず、抗酸化作用があります。簡単に言うと、老化防止につながり、糖の吸収を抑える働きがあります。さらには、血糖値の上昇を抑える、コレステロールも抑制するなど、本当にたくさんの効果があります。

実際にサプリメントとしても販売されており、信頼のおける成分なのです。

その２：利尿効果でむくみが解消される

これはみなさんもよくご存じだと思います。コーヒーを飲むことでトイレが近くなり、体に蓄積した水分とともに老廃物も排出してくれます。いわゆるデトックス効果というものですね。

さらにうれしいのが、むくみの解消。これと先ほどの脂肪燃焼効果によって、むくみがちなボディラインをすっきり整えることも可能です。ここまで聞くと、コーヒーでダイエットできる！と考える人が大半でしょうが、実は、そうではないのです。

ここからはダイエットに適さないその根拠について触れていきます。

その３：コーヒーは飲み過ぎると逆に太ります！

適量の摂取ならば脂肪燃焼、飲み過ぎると肥満のもの。「砂糖とかミルクを入れなければいいんでしょう？」と思った方、実はそうではないのです。

その１で紹介したクロロゲン酸の働きで、過剰摂取によって脂肪が体内にためこまれるからだと言われています。クロロゲン酸、ダイエットの味方かとおもいきや、一長一短あるものですね。

その４：コーヒーを飲み過ぎるとむくむ！

「さっきむくみ解消！って言ってたのになんで？」と思われても仕方ありませんね。コーヒーには利尿作用があるということは先ほど述べた通りです。

しかし、この働きが過剰になってしまうと、尿として水分が出て行くと同時に、体の中のミネラルも無理矢理出て行ってしまいます。

ミネラルは、体の水分量を調整する働きがあるため、不足することによって体内の水分のバランスがくずれ、逆にむくんでしまいます。やはり、飲み過ぎというのはお酒に限らずよくないのですね。

その５：コーヒーで貧血になることも？

特に、普段から貧血気味だという人は気をつけなければなりません。コーヒーを飲むと、鉄分の吸収が妨げられるため、貧血の症状が出ることがあります。

これは、たとえコーヒーを飲み過ぎていない場合でも、普通に起こりうる症状です。ですので、食事の前後、可能であれば2時間以上時間を空けて飲むほうが安全です。

その６：眠気防止のつもりが逆に不眠になる

日中、眠くならないようにとコーヒーを一杯。すると、夜になっても眠気が来ない、なかなか寝付けずに翌朝は寝不足という経験はありませんか？。

こうなってしまうと、生活リズムが負のスパイラルにはまってしまい、なかなか抜け出せません。それに、朝方よりも夜型の生活をしている人のほうが太りやすい、ということはだいたい想像つけますよね？

睡眠時間はだいたい7時間から8時間くらいが、肥満率が低いと言われています。また、まだ成長期にある人は、夜の二時が成長ホルモンの分泌のピークで、この時間に深い眠りについていないと成長ホルモンの分泌が進みません。若かろうが、そうではなかろうが、睡眠というのは人間にとって非常に大切な行動の一つなのです。

さて、今回はコーヒーにはダイエットが！？飲んで期待？できる６つの効果を紹介しましたがいかがでしたか？
お薬と一緒でしっかりと適量を飲んでいれば、良い恩恵をうけることができますが、飲み過ぎると多くの問題が生じます。

「じゃあ、具体的にどれくらい飲めばいいの？」と思うかもしれませんが、体質は一人一人違うので一概には言えません。

だいたい１日にティーカップ３杯が目安とはされています。しかし、個人差は当然あるもので、缶コーヒーを１本飲んだだけで、その日は寝付けなくなってしまうことになる人もいます。

「コーヒーを飲んでやせよう！」と安易に考えるべきではありません。コーヒーは趣味の１つとして、ちゃんとしたダイエットをしていきましょうね。