ギャー!ぎっくり腰になったら今すぐやって欲しい5つの対処法

ギャー!ぎっくり腰になったら今すぐやって欲しい5つの対処法

ギャー!ぎっくり腰になったら今すぐやって欲しい5つの対処法
荷物を運んでいるときや、高いところにある物を取ろうとしたときなど、ふとした瞬間ぎっくり腰になってしまった経験ありませんか?
ぎっくり腰になるとしばらくの間、動くのが辛い状態が続くのは大変ですよね。

そこで今回は、首を動かしたり、足先を使ったり、10円玉を使ったり「とにかく、ぎっくり腰の痛みをいち早く和らげたい!」という時のための簡単な応急処置をご紹介!

ぎっくり腰の対処法が分かれば、突然ぎっくり腰になっても慌てなくて済みますよ。

対処法1、正しい安静法で痛みを軽減しよう

ぎっくり腰なのに痛いのを無理したり、安静にしないと痛みを感じる周りの筋肉が異常な緊張状態が続き、痛みがなかなかひかず、かえって治りが遅くなります。

ぎっくり腰になったらまず腰に負担をかけないようにするのが第一です。なので、腰に負担がかからない安静な姿勢を紹介します。

足をくの字に曲げて横向きで寝る

この体勢はぎっくり腰だけでなく腰痛をやわらげる理想的な寝方です。腰の筋肉がゆるみ痛みもやわらぎますよ。

足の下に座布団かクッションを置いてあおむけに寝る

あおむけに寝るときは、明日の下に座布団かクッションを2、3枚重ねておいてください。股関節を十分に曲げておくと、背骨がまっすぐ伸び、腰の痛みがやわらぎますよ。

眠るときは硬めの布団を使う

柔らかすぎるベッドや布団は、お尻の部分が沈んで背骨が不自然な形に湾曲し、腰に影響しやすくなります。なので、布団は硬めのものにするか、ベッドや柔らかい布団の場合はベニヤ板やダンボールなどの硬いものを上におき、その上に布団を1枚敷くと良いですよ。

対処法2、腰を冷やして痛みをやわらげる

ぎっくり腰を起こすとお風呂に入ったりして腰を温めてはいけません!温めてしまうとむしろ悪化します。

ぎっくり腰の痛みを軽減するためにはアイシングを行います。アイシングには疼痛(とうつう)の軽減と炎症の抑制の効果があります。すぐに痛み止めを飲もうとせず、安静とアイシングで痛みがどの程度軽くなるのか確認します。それで熟睡できるなら痛み止めの心配はありませんよ。

アイシングのやり方

  1. アイシングにはビニール袋に氷を入れたものか冷やした冷却枕をタオルで巻いたものを用意します。
  2. うつ伏せになるか、横向きで寝ます。
  3. 1で用意したものを痛い部位に当て、20分冷やします。

ただし、冷やしすぎると血行が悪くなるので1日目か2日目だけにしましょうね。

対処法3、首を動かしてぎっくり腰の治りを早める

ぎっくり腰になったら歩くことや立つことさえままならないですよね。とはいえ、安静にして横になっていても痛みはなかなかひかないです。
痛みのあるほうにビクビクしながら身体を曲げてみようとするのは、ぎっくり腰に限らずどんな腰痛でも決してやってはいけません。

「操体法」といってぎっくり腰の治りを早めるには、むしろ意識的に身体が楽な姿勢や動作を取ることが大切です。
操体法は家でもできるのでそのやり方を紹介します。

首を使って治す方法

  1. なるべく腰に負担のないイスや座布団の上に、一番ラクな姿勢で座る。
  2. 首を前後・左右にゆっくり曲げ、楽な動きを見つけます。この時、首の動きに合わせて肩・背中・腰も楽なところへ動かしても大丈夫です。
  3. 息を吐きながら2で見つけた楽な方向へ首をゆっくり曲げます。
  4. 無理のないところまで曲げて、3〜5秒停止する。
  5. 力を抜いて首を元の位置に戻し、大きく息を吸う。
  6. 3〜5を2〜3回繰り返す。

対処法4、足先を使ってぎっくり腰の治りを早める

仰向けに寝る体制で行いますが、ぎっくり腰の時は仰向けになることも辛いですよね。膝を曲げて立つことができれば仰向けになれますが、無理する必要はありませんよ。

足先を使って治す方法

  1. 仰向けに寝て、両膝を曲げて立てた姿勢になる。
  2. かかとをつけたまま、つま先をゆっくりゆっくり持ち上げる。上げてみて痛みが出るようなら中止する。
  3. 無理ないとこまで上げて3〜5秒間静止し、ストンとつま先を落とす。
  4. ゆっくりと深呼吸を1回する。
  5. 2〜4を2、3回繰り返す。

対処法5、硬貨を貼って安静にするだけでぎっくり腰の治りを早める

1円玉、5円玉、10円玉を手のひらや甲に貼るだけでぎっくり腰の治りが早くなります。
硬貨を貼るだけなんて、にわかには信じられないという人もいるかもしれません。しかし、これは異種金属医療法といって、その効果が科学的にも証明されている治療法ですよ。

異種金属医療法のやり方

  1. 1円玉2枚、5円玉1枚、10円玉1枚とセロハンテープまたはサージカルテープを用意してください。
  2. 手のひらの中央に1円玉を貼る。
  3. 手の甲に先ほど貼った1円玉の真裏になるように1円玉を貼る。
  4. 手の甲に貼った1円玉の下の位置に重ならないよう5円玉を貼る。
  5. 5円玉の下の位置に重ならないよう10円玉を貼る。

新しい硬貨ほど硬貨がありますよ。古い硬貨を使用する場合、レモン汁を歯ブラシにつけ、ピカピカに磨いてから使用してください。また心臓にペースメーカーをつけている人は念のため、主治医に相談のうえで行なってくださいね。

さて今回はギャー!ぎっくり腰になったら今すぐやって欲しい5つの対処法をお届けしましたが、いかがでしたか。対処法を行って楽になれたと思います。

しかし、下記の4項目のどれかに当てはまる場合はぎっくり腰よりも症状が重く、神経系を痛めている可能性があります。

  • 安静にしていてもどんどん悪化する。または少しも良くならない。
  • ぎっくり腰を起こした時から尿がでない。または便秘になった。
  • ふくらはぎや足の親指に力が入らない。
  • 麻痺の感覚が足先から膝、腰へと上がってきて広がる

もし当てはまった場合は、早めに医師の診断を受けてください。

ギャー!ぎっくり腰になったら今すぐやって欲しい5つの対処法

対処法1、正しい安静法で痛みを軽減しよう
対処法2、腰を冷やして痛みを和らげる
対処法3、首を動かしてぎっくり腰の治りを早める
対処法4、足先を使ってぎっくり腰の治りを早める
対処法5、硬貨を貼って安静にするだけでぎっくり腰の治りを早める


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