オリーブオイルは地中海沿岸地域や日本でいうと小豆島が産地で有名ですね。このオリーブオイルは栄養が豊富に含まれていて、生活習慣病の予防や動脈硬化やコレステロールを低下させる働きがあると言われています。
美容にも効果的で、肌につけることで保湿効果や肌の老化にも効果的だと注目を浴びています。それほど効果の高いオリーブオイルには、便秘解消にも一役買っているそうなのです!
今回はそんなオリーブオイルから効果をもたらす便秘解消法について詳しく探ってみていきましょう。
その1:便秘解消のカギはオリーブオイルに含まれているオレイン酸
オリーブオイルにはオレイン酸が豊富に含まれています。このオレイン酸とは一価不飽和脂肪酸のことで、一価不飽和脂肪酸には血液をサラサラにし、動脈硬化や血栓の予防や、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持させてくれる働きがあり、まさに必要な栄養素なのです。
この一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸は腸内では吸収されにくく、小腸に刺激を与え活性化する働きがあります。また。摂取したオリーブオイルが便と混ざることで柔らかくなり、便が腸内の壁を滑るように排泄されるため、便秘解消にとても効果があるのです。
その2:オリーブオイルの摂取量について
オリーブオイルの摂取量は一日大さじ1杯飲むことで効果があります。体にいいオリーブオイルですが「オイル」なのでカロリーは高いので、摂りすぎには注意してください。たったの大さじ1杯でも130キロカロリーもあります。一日にこれ以上多く飲んだからといって大きく効果があがるということもありません。また少なくても便秘解消効果がないので、大さじ1杯の適量を守って毎日摂取し続けるようにしてください。
その3:オリーブオイルの摂取の仕方のポイント
便秘に効果的なオリーブオイルの摂取の仕方は、腸のぜん動運動が活発に行われる朝に摂取されるのが好ましいのです。朝からオリーブオイルを飲むのは抵抗がある方はサラダのドレッシングにしてみたり、ヨーグルトと一緒に食べてみたり、朝ご飯のメニューに組み合わせてみてください。
その4:便秘に効果的なオリーブオイルの選び方
オリーブオイルには、「エクストラバージンオイル」と「ピュアオイル」があります。「エクストラバージンオイル」はオリーブを絞ってろ過したままの状態のオイルで、「ピュアオイル」は精製された後、調理しやすいような風味に調整されているオイルなのです。
特にエクストラバージンオイルには絞ってろ過され、一切の化学処理をされていないということで、その栄養効果はピュアアイルよりも高く、便秘解消におススメです。また、エクストラバージンオイルのその成分には、オレオカンタールという有機化合物が含まれています。
このオレオカンタールには、イブプロフェンに似た成分であり、頭痛などの痛みの緩和や非常に効果の高い抗酸化作用があるとしてがん予防としても注目されています。便秘解消で大さじ1杯のエクストラバージンオイルを摂取すると同時に、他にも大きな健康効果を得ることができるのです。
その5:オリーブオイルの摂取は続けることが便秘に効果的
オリーブオイルを摂取しても、明日すぐに便秘が解消するかと言われるとそれは無理があります。効果は人によって違いますが、早い人で5日~1週間で表れたと言われています。毎日続けてみることで徐々に効果が出てくるので気長に適量を守って摂取してみてください。
便秘と言っても人それぞれ症状が違います。コロコロした硬い便のひどい便秘に悩まされている方は、この方法に、食物繊維豊富な野菜やフルーツ、そしてヨーグルトなどの乳酸菌を一緒に摂取されるとさらに効果があがります。バランスのいい食生活の中にオリーブオイルを取り入れてみてください。
さて、今回は身体に健康的な油オリーブオイルが便秘に効果的な5つの理由について紹介しましたがいかがでしたか。
一つ気をつけて頂きたいのが、オリーブオイルが体にいいと言われていますが、オリーブオイルはある程度カロリーが高いからと、これだけを摂取するのは栄養が偏ってしまい、体調を崩す原因にもなるので、オリーブオイルだけで食事を済ませることはやめてください。
オリーブオイルは紫外線当たると劣化しやすいので、太陽光や蛍光灯の光の当たらない冷暗所で保存してください。調理をする関係ですぐに手に取りやすい明るい所に置かれる場合には、黒い瓶や瓶のまわりに、アルミ箔を巻いてできるだけ遮光しておくと冷暗所と同じような環境になるで、劣化しにくいです。
身体に健康的な油オリーブオイルが便秘に効果的な5つの理由
その1:便秘解消のカギはオリーブオイルに含まれているオレイン酸
その2:オリーブオイルの摂取量について
その3:オリーブオイルの摂取の仕方のポイント
その4:便秘に効果的なオリーブオイルの選び方
その5:オリーブオイルの摂取は続けることが便秘に効果的