ただ歩くだけ!?ウォーキングが人体にもたらす5つの効果

ただ歩くだけ!?ウォーキングが人体にもたらす5つの効果

ただ歩くだけ!?ウォーキングが人体にもたらす5つの効果
スポーツが苦手という方でも気軽に始められる、最も手軽なスポーツとして現在大人気の『ウォーキング』は、競技人口4000万人を超え、近年最も非常にポピュラーになったスポーツと言えるでしょう。芸能人の方でも体系維持の為に積極的に取り入れている方が多いです。

ウォーキングは忙しい人でも手軽に始められる事から、自分に合った方法で取り入れられる為、男女年齢問わずダイエットや体力アップに効果がありますが、その効率的な手法については意外と知られていません。今回は短期間で最大の効果を発揮する効率的なウォーキング方法や効果をご紹介します!

その1:ウォーキングは自分のペースで毎日20分以上!

ウォーキングの最大の効果の理由は有酸素運動です。普段身体にたまってしまうお腹の脂肪分を燃焼させることでダイエットにつながる事はご存知と思います。

しかし、全身の血流にはもともとエネルギーとなる脂肪が常にあり、血液に収まらない余分なストックが脂肪として体内に貯蔵されていくわけです。ストックの脂肪は、血液内の脂肪が足りなくなると使用される仕組みですので、まずはこの血液内の脂肪を先に燃焼しきらないと身体の脂肪燃焼にまでに至らないのです。

まず第一にウォーキングを始めたら、必ず20分は運動を止めない事!血液内の脂肪を燃焼させ、血液内の脂肪を燃やし尽くし、身体の脂肪燃焼に切り替わるまでが20分。そこまで必ず続けることが大切です。20分ちょうどでやめてしまっては、ダイエット効果と言う点においては全く意味がありませんね。

ウォーキングで脂肪燃焼につながる効果的な運動量は、少し息がはずむ程度の呼吸で、一定のリズムに合わせて歩くと効果的ですが、普段の歩き方でも充分効果がありますよ!無理せず20分以上の有酸素運動が出来れば良いのです。自分のペースで歩く事が出来ればきちんと効果が出ますので安心してくださいね。

血液にある脂肪を燃焼すれば良いので、必要以上にハードな運動、例えば速度を上げても脂肪燃焼、ダイエットとしてあまり意味はありませんので注意してくださいね。ハードな運動で消費されていくのは脂肪では無く糖質なので、ダイエットにはあまり関係がないのです。

その2:ウォーキング前の食事をちょっとガマンで効果倍増!?

その1でも述べましたが、ウォーキングの最大の効果は有酸素運動に脂肪燃焼です。一般的にはウォーキング開始から20分後から効果がでると言われていますが、実は運動を始める前の食事内容や摂取量によっては非常に大きな効果の差が出てしまうんです。

当然運動前にたくさんの食事をしてしまって、血液にたくさんの脂肪があったらその脂肪分が燃焼しきらないと体内の脂肪燃焼にまでつながりませんから、運動前の食事には少し注意が必要です。

実は最も効果的なウォーキング前の状態は『ちょっとお腹がすいているなあ』という小腹くらいなのです。食事を取る前の血液に脂肪が少ないタイミングでのウォーキングは、食べた直後に比べ非常に効果的です。

ただし、空腹で血糖値が低下している状態でウォーキングなどの運動を始めると人によっては気分が悪くなり立ちくらみすることがあります。ウォーキングを始める30分くらい前に消化のいいフルーツやまたはローカロリーのアミノ酸食品やプロテインなどを摂取し、きちんと糖分補給してからウォーキングを始めましょうね。

その3:朝ウォーキングは健康的どころかキケン?!

一般的にウォーキングをする場合、どの時間帯でもきちんと効果は出ます。人気なのは早朝や深夜のウォーキングと言われますが、特に朝については、場合によっては効果か薄くなってしまいます!

実は早朝の人の体は、空腹の血糖値が低下しているので、その状態で有酸素運動を始めてしまうと、人によっては気分が悪くなってしまったり、立ちくらみをしてしまうことがあります。その上早朝の時間帯はまだ体がしっかり目覚めていないので、体が思い通りに動かず場合によっては思わぬケガをしてしまう場合があります。

更に高血圧の方は血圧が最も高くなる時間帯、という事もあり、一般的に朝の気持ちいい時間帯にウォーキングを、とお考えの方はご自身の身体状況をよく考えて始めましょうね。あまり運動に自身のない方や、最近運動不足だなあ、と思って急に朝早起きしてウォーキングをすると、思わぬ事態に発展します。特に心臓病や糖尿病等の持病をお持ちの方は要注意です!

その4:夜のウォーキングはダイエットに最も効果的!

早朝よりも夜の時間帯のウォーキングはよりダイエットに効果があると言われています。脂肪は夜の就寝中につきやすいと言われていますので、この時間帯のウォーキングによって血液の脂肪分を除去する事が出来ると、余分な脂肪が体内へ残らない為です。

就寝前にウォーキングし、血液に残っている余分な脂肪を事前に燃焼させることによって、ダイエットに非常に効果的が出るのです。更に有酸素運動が行われると、酸素がたくさん血中に送られる為、ホルモン分泌が活発になり、夜寝ている間の新陳代謝も向上するので良いことだらけです。

ただ、ウォーキングして直ぐに就寝するのはあまり効果的ではありません。ウォーキングが終わってもしばらくは身体が興奮している為、眠れなくなってしまうことがあります。少なくともベッドにはいる2時間ぐらい前までにはウォーキングを終え、身体の興奮を抑えた状況で就寝しましょう。当然ウォーキング後の飲食は控えないとダイエットになりませんのでご注意くださいね。

その5:とにかく毎日30分!手軽に毎日継続がカギ!

ウォーキングがもたらすカロリー消費は、一般的に30分2〜3キロのウォーキングで150〜200キロカロリーと言われています。もちろん性別や年齢、運動量や距離などに内容によって消費されるカロリーは異なりますので、あくまでも目安ですが、ウォーキングは他の運動よりやや消費カロリーは少ない反面、手軽にできる有酸素運動というメリットがありますね。

他のスポーツよりもお手軽な分、やや消費カロリーは低いですが、その分長い時間、充分に心肺機能を刺激し、身体の血液にある脂肪を燃焼させて身体の内部に有益な効果をもたらすことのできる運動であると言えますね。ウォーキングで脂肪燃焼によるダイエット効果を考える方は、1日の中で少しでも多く、継続的に歩く事が最も重要です。

毎日歩く事で身体も慣れていき、より長い時間、歩く事が出来るようになっていきます。そうなれば1日60分程度のウォーキングもそれほど苦にならなくなりますよ。1回30分のウォーキング効果は食パン一枚未満です。1日にせめて2枚分のカロリー消費、3〜4キロメートルの距離をウォーキングする事を日々こころがけましょうね。

さて、今回はただ歩くだけ!?ウォーキングが人体にもたらす5つの効果について紹介しましたが、いかがでしたか?
テニス、水泳、エアロビクスも有酸素運動にはなりますが、20分以上継続するには体力が必要です。ウォーキングの最大の特徴は体力のない方でも手軽に取り組める運動です。手軽に時間を見つけ、1日1回以上、20分以上の効果的なタイミングでのウォーキングを継続する事はダイエット効果につながります。

まずは1ヶ月、毎日ウォーキングを実践し、その効果を実感してみてはいかがでしょうか?

ただ歩くだけ!?ウォーキングが人体にもたらす5つの効果

その1:ウォーキングは自分のペースで毎日20分以上!
その2:ウォーキング前の食事をちょっとガマンで効果倍増!?
その3:朝ウォーキングは健康的どころかキケン?!
その4:夜のウォーキングはダイエットに最も効果的!
その5:とにかく毎日30分!手軽に毎日継続がカギ!


ただ歩くだけ!?ウォーキングが人体にもたらす5つの効果
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