辛い肩こりをツボで解消!1人でも簡単に押せる8つのツボ

辛い肩こりをツボで解消!1人でも簡単に押せる8つのツボ

辛い肩こりをツボで解消!1人でも簡単に押せる8つのツボ
ゲーム、パソコン操作、デスクワークをする人に多い肩こり。長時間同じ姿勢で休憩するたび肩をなんとなく揉んでみたり、ぐるぐる回したり、伸ばしたりする方も多いのではないでしょうか?「肩がこってるなー」と思った時に、肩こりがラクになるツボを知っていると、整骨院やマッサージに行かなくても良くなるはずです。

今回は誰も簡単に押せる肩こりを解消するツボをご紹介します!

ツボ1、肩井(けんせい)を押して肩こりと頭痛も一緒に解消!

肩井は筋肉が緊張して凝縮しやすい場所とされています。肩や首の血行不良を引き起こし血液の流れが悪くなると、緊張性頭痛という頭痛の原因にもなります。肩井を刺激すると血行障害がやわらぎ頭痛、肩こりがラクになります。

ツボの場所

頭を前に傾けて後頭部中央から首をなぞっていくと出っ張っているところがあります。その出っ張りと肩を上げた時にできる前のくぼみの真ん中辺りが肩井です。

ツボの押し方

人差し指、中指、薬指を使って押します。グリグリと皮膚を動かしすぎず、あまり指を傾けないよう、身体の中心に向かって長く強めに垂直に押します。
押しながら首を動かすとさらに血行が促進され肩こりに効きますよ。

その他効果

頭痛、頸肩腕症候群、背中のこりに効果あり。

ツボ2、百会(ひゃくえ)を押せば肩こりとストレス解消にも!

百会は体内すべての臓器と繋がっているとされる万能なツボです。百会には多種多様(百)な経路が交わる(会)という意味があります。
百会は自立神経の働きを整えるツボでもあるため、肩こりだけでなく全身のあらゆるところの健康効果が得られますよ。

ツボの場所

百会は頭のてっぺんにあるツボです。左右の耳の高いところを結んだ線と、顔の真ん中の線が交わるところにあります。人によって指で押すとちょっとブヨブヨして凹みます。

ツボの押し方

両手の中指の腹を使い、ゆっくりと押してゆっくりと離します。特に回数は決まっておらず、多くて20回を目安にしましょう。
押す強さは気持ちいいと感じる強さでオッケーですよ。強く押しすぎると毛細血管や毛根を痛める可能性があります。身体の真ん中に向かってまっすぐに押すようにすると、上手に刺激できますよ。
あと頻繁にするのではなく、お風呂で行うのが最適です。手も清潔で、血行もよくなっているので、より効果を高められますよ。

その他効果

自立神経の改善、目の疲れ、頭痛、抜け毛、痔、ストレス解消、肌荒れなど多く効果が得られる!

ツボ3、天柱(てんちゅう)を押して頭、首、肩こりを解消!

天柱は百会と並ぶ万能なツボで自律神経を改善したり、血行促進の効果があります。頭痛や目の疲れなど、肩より上からくる肩こりには効果が期待できますよ。

ツボの場所

耳の後ろの生え際あたりにあり、2本の太い筋の外側にあるくぼみが天柱です。

ツボの押し方

アゴを上げ気味にしながら親指を天柱に当て、両手で後頭部を包むようにして少し痛みを感じるぐらいの強さで上に向かって押します。
ゆっくり3秒押して離してを5~10回ほど繰り返すことで効果を得られますよ。

その他効果

ストレス、自立神経失調症の緩和、首のこり、頭痛、疲れ目、抜け毛予防、顔やまぶたのむくみ解消などの効果あり。

ツボ4、欠盆(けつぼん)を押せば肩の前の肩こりが解消!

デスクワークや重い荷物を持つなど、腕が肩より前に出る動作が多いとなりやすい肩こり。そんな肩こりの人にオススメのツボ!
欠盆は骨や肉が欠けた、くぼみ(盆)を意味します。

ツボの場所

乳頭からちょうど真上にある鎖骨から指1本分を身体の中心側にあるところです。人によって押した時に痛みを感じます。

ツボの押し方

人差し指、中指、薬指の3本の指の腹をツボ周りに当てて、少し痛いと感じるくらいの強さでゆっくり押して離します。これを1分~3分ほど繰り返します。

その他効果

胃弱、胸の痛み、寝違え、息苦しさ、胸苦しさなどの効果あり

ツボ5、風池(ふうち)を押して肩こりや肩の緊張をほぐせ!

風池は肩や頭の血行がよくなり肩こり解消だけでなく、「フケ」を抑える効果も期待できます。風という文字が使われている通り、風邪の初期症状にも効果的です。

ツボの場所

耳の後ろの骨と後頭部中央にあるくぼみとの間にあり、髪の生え際よりも少し上に位置します。

ツボの押し方

親指を風池に当て、両手で後頭部を包むようにして少し痛みを感じるぐらいの強さで上に向かって押します。ゆっくり3秒押して離すを3~5回ほど繰り返すことで効果を得られますよ
また高血圧の人が風池を強く押しすぎると危険なので、軽く押すようにしましょう。

その他効果

頭痛、首のコリ、目の疲れ、めまい、不眠などの効果あり。

ツボ6、後谿(こうけい)は手にあるツボだけど肩こりにも効果アリ!

後谿は手にあるツボのことですが、後頭部から首筋、腕の付け根あたりの筋肉の緊張を緩和してくるツボでもあります。肩のリモコンツボという通称で、直接ではなく遠隔的に肩こりの辛い症状を緩和してくれるとても便利なツボです。

ヒステリー、かんしゃく、精神疾患に対しても使用されています。また「汗を止めたい」場合にも後谿押すことで体の熱を静める効果もありますよ。

ツボの場所

手を握ると小指側の側面にプクッと膨らむ箇所があります。膨らんだところに出っ張っている骨があるので、その骨の下の位置です。

ツボの押し方

指先に向かって押し上げるイメージで、少し強めに指圧します。ボールペンなどの硬い棒状の道具を使用して押すと、より効果を発揮しますよ。1回5秒を5セットすることをオススメします。

その他効果

風邪、頭痛、手指の痛み、リウマチ、耳鳴り、眼精疲労、精神疾患など効果あり。

ツボ7、曲池(きょくち)を押して肩こり解消と美容効果も?

肩こり解消効果はもちろん。消化器系の症状や美容効果も高いツボです。押しやすいツボなのでちょっとした時間に押せますよ。

ツボの場所

ひじを曲げたときにできる外側のシワの最後。くぼみになっているので、すぐわかります。押すと痛みを感じるところが曲池です。

ツボの押し方

痛気持ちいいぐらいの強さで親指を立てて指圧します。ゆっくり押して離すを2、3分ほど繰り返しましょう。

その他効果

首の疲れ、便秘、下痢、目の疲れ、腹痛、高血圧、皮膚病などの効果あり。

ツボ8、合谷(ごうこく)を押して肩こり解消や多くの効果を得よう!

合谷は万能ツボや最強ツボと言われており、多くの神経が集まっていて肩こりだけでなく、たくさんの効能があります。

ツボの場所

親指の骨と、人差し指の骨を手首に向かってなぞると2つの骨が合流しているところがあります。その合流地点からすこし上にくぼみが合谷です。親指で押すと痛みを感じます。

ツボの押し方

親指で人差し指の骨に向かって痛すぎない程度にゆっくり押して離します。1日に何回も押しても大丈夫です。

その他効果

頭痛、便秘、歯痛、鼻水、ストレス解消、のどの痛み、目の疲れ、便秘、下痢など多くの効果があります。

さて、今回は辛い肩こりをツボで解消!肩こりが解消できる8つのツボをお届けしましたが、いかがでしたか?ツボを押すだけで肩こりだけでなく、様々な効果も得られるなんて一石二鳥ですね。
ツボの場所を覚えて肩こりが辛いとき、電車移動や仕事の休憩時間など、少し時間があるときに押してみては?

辛い肩こりをツボで解消!1人でも簡単に押せる8つのツボ

ツボ1、肩井(けんせい)を押して肩こりと頭痛も一緒に解消!
ツボ2、百会(ひゃくえ)を押せば肩こりとストレス解消にも!
ツボ3、天柱(てんちゅう)を押して頭、首、肩こりを解消!
ツボ4、欠盆(けつぼん)を押せば肩の前の肩こりが解消!
ツボ5、風池(ふうち)を押して肩こりや肩の緊張をほぐせ!
ツボ6、後谿(こうけい)は手にあるツボだけど肩こりにも効果アリ!
ツボ7、曲池(きょくち)を押して肩こり解消と美容効果も?
ツボ8、合谷(ごうこく)を押して肩こり解消や多くの効果を得よう!


辛い肩こりをツボで解消!1人でも簡単に押せる8つのツボ
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