筋トレより重要?男性もストレッチでしか得られない効果と方法

筋トレより重要?男性もストレッチでしか得られない効果と方法

筋トレより重要?男性もストレッチでしか得られない効果と方法
男性もストレッチでしか得られない効果があることはご存知でしょうか?仕事などで長時間同じ姿勢を取り続けることで、筋肉はだんだんと衰え、凝り固まっていきます。固くなった筋肉をそのまま放置しておくと肩こりや腰痛が悪化したり、朝起きてもなかなか疲れが取れにくい体質になりやすかったりします。

実は、男性もストレッチで柔軟性を保つことで高血圧や動脈硬化の予防にも効果があることはご存知ですか。今回は男性もストレッチによって筋肉の柔軟性を高めるメリットや、ストレッチの方法についても併せてご紹介します。

スキマ時間で肩こりや腰痛改善!

長時間同じ姿勢をとらなければいけない場面というのは少なくありません。そういった環境で筋肉が凝り固まり、血流が悪くなることからリンパなどへの負荷が溜まると、肩こりや腰痛へと繋がる可能性があります。そんな男性にオススメしたいのが今回のテーマであるストレッチです。

ストレッチには筋肉を伸ばし・緩めることによって血流が改善されるという効果が報告されています。これにより痛みの軽減や予防に役立つと言われているのです。また、仕事やプライベートで多忙な男性でも、スキマ時間に実践出来る手軽さは筋トレの比ではなく、筋肉を伸ばしている時の感覚は気分転換にも役立ちます。

簡単なストレッチとしてご紹介したいのが、椅子にまっすぐ座ったまま、両肩を上に引き上げ5秒キープし、そのまま脱力してすとんと落とすものです。ポイントは息を止めないことと腕は自然に垂らしておくこと。肩や首回りに効果がありますので、是非今日からお試しを。

ストレッチで太りにくい体質作り?

ストレッチによって「血流が改善される」ことは前述した通りですが、それによってもう一つ得られる効果が、基礎代謝の向上です。基礎代謝とは何もせずじっとしていても必要なエネルギー量のことで、成人男性では1500カロリーとも言われています。また、歳を重ねるごとに段々とそのエネルギー量は減少していく傾向にありますので、自分の運動量なども計算をして摂取カロリーは抑えていきたいところですよね。

この基礎代謝は筋肉によるものが40%程度を占めると言われてきましたが近年の研究の結果、内臓機能が基礎代謝の内で最も多くの比率を占めるという報告がされています。ストレッチは筋力トレーニングではなかなか動かせない内臓に対してとても効果があり、習慣づけて太りにくい体を目指すことも出来るのです。よく知られる猫のポーズのようなストレッチも、整腸作用も含め内臓に効果があるので是非チャレンジしてみてくださいね。

猫背が内臓に負荷をかける!超簡単猫背改善法

鏡の前に立つと、映るのは猫背でなんだか冴えない自分。見栄えもよくありませんし、なんだか嫌だと思っている男性もいるのではないでしょうか。スマートフォンやPCを日常生活で多用するようになった結果、猫背の方は加速的に増えていると言います。

たかが猫背と思われるかもしれませんが、見た目が悪いだけにとどまらず内臓機能に負荷をかけ胃下垂やその他様々な体調不良にも繋がる可能性があると言われています。こちらでご紹介するのは胸と背中を伸ばすストレッチです。

椅子に浅く座り、背もたれを両手でつかみます。その状態で胸を前に押し出し、5秒ほどキープします。これを1日2〜3回繰り返すだけでも猫背矯正に一定の効果があります。より効果的に行うために、胸を押し出した時に肩甲骨を寄せるようにすることをお勧めします。

おやすみ前のストレッチ習慣

睡眠の質の向上や疲労回復にもストレッチは効果があります。ストレッチの前後に脳波や自律神経活動を調べた実験では、ストレッチ後にα波が増え、心拍数を低下させること、副交感神経活動を優位にするという実験結果が報告されています。

副交感神経とは自律神経と呼ばれるものの一種で、休息や疲労の回復を担う神経と言われています。これを優位にする事でスムーズに眠りにつくことが出来、疲労回復にも繋がるのです。夜寝る前に、手をバンザイの状態で仰向けになってみてください。そのままぐーっと全身に力を入れて上下に伸ばし、5秒ほどしてから一気に脱力するストレッチを数回行うだけでも筋肉の緊張がほぐれ、リラックスして眠りにつくことが出来ますよ。

体が柔らかくなる、だけじゃないストレッチの効果

最も広く知られているストレッチの効果が柔軟性の向上です。しかし、たかが体が柔らかいと侮ってはいけません。柔軟性が低く筋肉が硬いままの状態では、関節や腱の炎症がおこりやすくなり、様々な怪我の原因になるとされているのです。

ストレッチによって可動域を広げることでこれらの怪我を未然に防ぐことが出来る他、動脈硬化や高血圧の予防にも有効という報告がなされています。男性もストレッチによって柔軟性を高めることは、運動能力や柔らかさの向上だけでなく、健康的な日常生活を送る上で重要な要素と言えます。

さて、今回は筋トレより重要?男性もストレッチでしか得られない効果と方法について紹介しましたがいかがでしたか。
男性が健康のために何か始めようとしたときに筋力トレーニングがまず始めに思い浮かぶことも少なくありませんが、ストレッチでしか得られない効果も多くあります。日頃の運動不足や年齢を重ねることで柔軟性は失われていき、多種多様な弊害が現れてくることはご紹介した通りです。デスクワークの途中に少し背伸びをしてみたり、お風呂上がりに軽くストレッチをしてみる習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

筋トレより重要?男性もストレッチでしか得られない効果と方法

  1. スキマ時間で肩こりや腰痛改善!
  2. ストレッチで太りにくい体質作り?
  3. 猫背が内臓に負荷をかける!超簡単猫背改善法
  4. おやすみ前のストレッチ習慣
  5. 体が柔らかくなる、だけじゃないストレッチの効果

筋トレより重要?男性もストレッチでしか得られない効果と方法
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