男性も要注意!ヘルニアについて知っておくべきこと5選

男性も要注意!ヘルニアについて知っておくべきこと5選

男性も要注意!ヘルニアについて知っておくべきこと5選
「ヘルニア」とはよく聞く言葉ですよね?病院などでヘルニアと診断されると、薬をもらって「できるだけ運動をするようにしてください。」などとだいたいは言われます。とはいったものの、運動すれば直るのか?そもそもヘルニアとは何なのか?分からないことのほうが多いと思います。

今回は、「ヘルニア」に関する予備知識と、ヘルニアを緩和するストレッチを紹介していきます。

その1:そもそもヘルニアとは何??

ここでは、ヘルニアがどういったものなのか述べていきます。そもそもヘルニアという言葉は、突出した状態のことをいいます。例えば、ヘルニアの中でもよく起こりうる「椎間板ヘルニア」というのは、椎間板が通常あるべき場所から突出してしまっている状態です。椎間板というのは、骨と骨の間でクッションの役割を果たしているもののことを言います。

よくヘルニアは腫瘍だと勘違いする人がいますが、上で述べた通り腫瘍ではありません。ですから、すぐに手術して除去するということは基本的には行いません。鎮痛剤を投与したり、コルセットと呼ばれる腰に巻く装身具を用いるなどする保存療法が一般的です。

そして、もう一つ勘違いが起こりやすいのは、ヘルニアと診断されたら安静にしようと思うかもしれませんが、それは正しいとは言い切れません。痛みと相談しながら、また患部に負担がかからないように注意しながら日常生活を送ることが好ましいです。そして、運動やストレッチをすることで筋肉をつけ、痛みを緩和することも必要です。

その2:ヘルニアの症状とは・・・

一口にヘルニアといっても、その症状は様々です。代表的なのは座骨神経痛や腰痛。座骨神経とは、腰から足にかけて伸びている神経のことをいいます。ヘルニアが座骨神経を圧迫することで、足に痛みやしびれが起こります。

また、感覚がにぶくなるなるなどの症状もあり、腰痛とは明らかに感じ方が違うものです。ひどい場合では、尿や便が出にくくなったり頻尿や失禁の症状もみられます。これくらいになってくると手術を勧められることが多くなるようです。

腰だけが痛むこともありますが、人によってお尻や足が痛んだりしびれたりと様々です。咳やくしゃみをすると、激しい痛みを感じます。いずれにせよ、少しでも思い当たるようでしたら医師に相談するのが先決です。

その3:ヘルニアって予防できるの?

では、ヘルニアを予防するにはどうすれば良いのでしょうか?まず第一に、腰に過度の負担をかけないようにすることが重要です。仕事の関係上、中腰での作業が続く、重い荷物をもちあげる時はコルセットを事前に巻いたり、適度に休憩をはさむべきです。

また、部活動などで荷物をもった状態で長距離を走るといったシチュエーションで腰を悪くするというのも意外に多いです。

次に、一定の負荷に耐えられるような体づくりをすることです。筋力トレーニングをしたり、ストレッチなどで柔軟性も鍛えることが大切です。とはいえ、人によって置かれている環境は様々ですので、こうしておけば間違いないと一概に言うことはできません。

自身の生活を見直し、予防措置が必要か考えてみましょう。

その4:ヘルニア対策ストレッチで予防しよう

ここからは、ヘルニアの予防、腰の痛みに効くストレッチを紹介していきます。ストレッチといっても、専門的なものではありません。腹筋、腰、太もも周辺を鍛えたり、伸ばしたりすることが目的です。

まずは腹筋を鍛える方法です。

  1. 仰向けに寝て、ひざはおよそ90度に曲げて楽にする。
  2. 腕は胸の前でクロスさせた状態で、ゆっくり起き上がる。
  3. 45度くらい床から起き上がったら、その状態で5秒間キープする。
  4. ゆっくり状態をおろす。

普通の腹筋はテンポ良く、回数を多くするものですが、今回は「腰」に重点をおいているので、動作はゆっくり、キープするときはぴたっと止まることを意識してください。

その5:簡単にできるヘルニア対策ストレッチ

こちらも簡単にできます。

  1. 仰向けに寝る。ひざをしっかり立て、腕は体の横においておく。
  2. ゆっくりお尻を浮かせて、おへそを上へ上へと突き出すようにして状態をそる。
  3. そのまま5秒間キープ。その後ゆっくりと腰をおろす。

このストレッチは、腰を伸ばすことに焦点を当てています。気持ちいいと感じるくらい、じっくり伸ばしていきましょう。10回程度繰り返すのが望ましいです。

さて、今回は男性も要注意!ヘルニアについて知っておくべきこと5選を紹介しましたがいかがだったでしょうか?

ヘルニアといっても、人によって症状は様々ですので自己流で治療するのは非常に難しいと思われます。ですから、慢性的な痛みに悩まされているという方は医師の診断を早めに受けることをおすすめします。

また、いつも腰に負担をかけてばかりという人でもヘルニアは予防することが可能です。ヘルニアになってしまう前に、日頃から運動やストレッチを習慣づけておくことが重要です。

男性も要注意!ヘルニアについて知っておくべきこと5選

その1:そもそもヘルニアとは何??
その2:ヘルニアの症状とは・・・
その3:ヘルニアって予防できるの?
その4:ヘルニア対策ストレッチで予防しよう
その5:簡単にできるヘルニア対策ストレッチ


男性も要注意!ヘルニアについて知っておくべきこと5選
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