体の重要な臓器は大事にしたくないですか？肝臓に良い食べ物６選！

体の中で様々な役割を担っている臓器の一つでもある肝臓。実際にどんな役割を果たしているかご存知でしょうか？肝臓での働きは大きく分けて３つあります。

１つ目は「代謝」です。食事で取り入れた脂質やたんぱく質を体の中で使える形に変えて貯めておき、必要なときにエネルギーにしてくれるのです。

２つ目は「解毒」です。二日酔いやお酒に弱い人にも関係してくるでしょう。アルコールや老廃物など体に有害な物を分解し、体に悪影響がないように無毒化してくれるのです。

３つ目は「胆汁生成・分泌」です。肝臓でできた老廃物を流すために必要な胆汁を作り、脂肪の消化吸収の手助けもしてくれるのです。

肝臓一つでたくさんの役割をもっているのです。そんな肝臓を健康に保つためにはよい食品を摂ることも一つの手です。今回は肝臓に良い食べ物を６つ紹介します。その食品の効果なども合わせて紹介するので、肝臓の健康が気になる方は積極的に摂取してみてください。

レバーに含まれる葉酸が肝臓に良い？！

肝臓に良い食べ物の１つ目は「レバー」です。実はレバーには葉酸が多く含まれているとのこと。この葉酸は特に妊産婦に推奨されている栄養素であり、胎児の神経管閉鎖症を防ぐためにも大切な栄養素なのです。

これだけ聞くと肝臓に良い食べ物には結びつかない気がしますが、葉酸は細胞の再生を活性化させる効果もあるのです。

体の様々な機能を担う肝臓はダメージを受けやすい一方で、細胞を再生することができるのです。そこでレバーの葉酸です。この葉酸を摂取することで、肝細胞の再生を促し、さらに脂肪肝などの病気を低減してくれるようです。

小さなごまなのに肝機能を高めてくれる！

肝臓に良い食べ物２つ目は「ごま」です。ごまにはセサミンと呼ばれる成分が含まれており、強い抗酸化作用を持っています。

このセサミンの抗酸化作用が肝臓にも働きかけ、活性酸素を除去し肝細胞を傷つくのを防いでくれるようです。さらに、解毒作用もある肝臓。お酒を飲む前にごまを食べることで二日酔いなどが予防できることもあるようです。

肝臓にはこれ！ウコンのクルクミンがすごい！

ウコンと言えば、二日酔いに効くなどといったドリンクも販売されていますが、やはり肝臓に良い食べ物の一つのようです。特にウコンが良いとされているのは、ウコンの中に含まれるクルクミンという成分が肝臓に良い効果をもたらしてくれるようです。

ウコンや含まれるクルクミンの効果は素晴らしいですね。肝臓の解毒機能を高めるために二日酔い予防になるだけでなく、胆汁を分泌を促進するので脂質の分解も高まるというわけです。

しかし摂取し過ぎは禁物です。クルクミンというのは、黄色の色素成分なので、食べ過ぎると色素チン直の原因にもなってしまうようです。

牡蠣に含まれるタウリンが肝臓に効果的！

牡蠣に多く含まれているタウリンはアミノ酸の一種です。牡蠣の他にもいかやたこなど魚介類に多く含まれている成分です。

タウリンは肝臓に働きかけると胆汁酸の分泌を増やしてくれるためコレステロール値が下がるようです。そのため高血圧や動脈硬化などの病気を予防することに繋がるのです。

さらに中性脂肪も排出してくれるため脂肪肝の改善にもなるようです。肝機能がアップするだけでなく体中にいい効果をもたらしてくれるのです。

しじみに含まれるオルニチンが肝臓に働きかける！

しじみにはオルニチンという成分が含まれており、この成分が肝臓の解毒作用を手助けしてくれるようです。さらにそれだけでなく肝臓に不安がなくても正常な人がオルニチンをとると、脂肪肝や肝炎、肝硬変といった病気の予防効果にも期待されているようです。

ブロッコリースプラウトに多い！スルフォラファンがすごい！

もちろんブロッコリーやそっくりなカリフラワーなどにも含まれていますが、スルフォラファンが特に多いのがブロッコリースプラウト！

アブラナ科に多いスルフォラファンが肝臓に働きかけてくれるとのこと。特に肝臓の解毒作用を高めてくれるようです。解毒酵素を作る力を活性化させてくれるので毒素や老廃物を外に排出し、病気の予防や疲労の回復にも繋がります。

さて、今回は体の重要な臓器は大事にしたくないですか？肝臓に良い食べ物６選！についてお話ししましたがいかがでしたか。
肝臓は体の中でも重要な役割をたくさん果たしているので健康に保ちたい場所の一つです。実は食品の中に肝臓の機能をアップさせる食べ物や成分はたくさんあったのですね。ぜひこれを機にいろんな食材を試してみてはいかがでしょうか？