必見! 意外と知らない尿酸値を効率よく減らす6つの習慣

必見! 意外と知らない尿酸値を効率よく減らす6つの習慣

必見! 意外と知らない尿酸値を効率よく減らす6つの習慣
血液中の尿酸値が基準値を超えている人は高尿酸血症で、成人男性の5人に1人が発症しているといわれています。何もしないまま不摂生な生活を続けていると、やがて痛風発作を起こすばかりでなく、腎臓障害や脳や心臓に重大な合併症を起こすこともある非常にリスクの高い病気なのです。

では、どうしたらその尿酸値を気にせずに楽しく過ごして行ける様になれるのでしょうか?答えは意外と簡単なところに有ります!それは日常生活において6つの習慣にこころがける事から始まります。

その6つの習慣とは何なのかは、これから先を読んで頂ければ分かりますので、尿酸値が高いと言われた人や、すでに痛風発作を発症している人も、これからご紹介する6つの習慣を実践して、より良い日常生活を送れる様に頑張ってみましょうね!

習慣1:尿酸値をコントロールする基本は食事にアリ!

尿酸とは体内のプリン体などから出来る老廃物の一種ですから、日頃からプリン体を多く含む食品の摂取にこころがける必要があります。だからと言って食べてはいけない事はありません・・・量さえ注意すれば適度に食事を楽しんでも良いのです。食べ過ぎなければ大丈夫です。

肥満も高尿酸血症の要因の一つですので、カロリーの摂り過ぎを避け肥満しない様に務めることは、合併症を予防するためにも重要です。出来るだけバランスの良い食生活を守りましょうね。

プリン体を多く含む食品を紹介しますと次の様になります。

魚貝・海産物加工品類

大正エビ、かつお節、マイワシやマアジの干物、煮干し、車エビ、スルメイカなど

肉類

鶏レバー、牛レバーや腎臓、豚レバーや腎臓、カモなど

野菜・豆類

干し椎茸、大豆など

以上の食品を見ると次の事が確実に言えます!「干し物や内臓系の食品はプリン体含有量が多いので食べ過ぎてはいけない!」という事です。ちなみに、一日に摂取する総プリン体量は400mgまでとするのが良いとされています。

上記で紹介した食品以外にもプリン体含有量が比較的多くて注意が必要なものは・・・

  • カツオ、マグロ、ニジマス、ブリ、タコ、カキ、ズワイガニなどの魚貝類
  • 鶏の砂肝、手羽、皮、サラミソーセージなどのお酒のつまみになるもの

反対にプリン体含有量が少なく尿酸値を抑える効果が有るものとして・・・

  • 人参やキャベツ、かぼちゃ、大根、ごぼう、ナスなどの野菜類
  • じゃがいも、さといも、さつまいもなどの芋類
  • 昆布、ワカメ、海苔などの海藻類
  • 牛乳、バター、チーズなどの乳製品

などが有ります。

また肉類の中でも、次のものは比較的に含有量が少ないので食べても大丈夫ですが、だからと言って食べ過ぎない様にしましょうね。

牛モモ、牛ヒレ、牛タン、牛肩ロース、豚バラ、プレスハム、ベーコン、マトン、ラムなど、更には、パンやごはん等の主食は含有量が少ないので大丈夫ですし、うどんやそば、スパゲティもOKです。

意外にも卵やカズノコも大丈夫なんです。

習慣2:適度な有酸素運動は尿酸値の減少に効果アリ!

ウォーキングや軽い水泳、散歩などの軽い有酸素運動を20分以上行うと、脂肪の燃焼もよく肥満解消になります。息が苦しくなるほどの過度なジョギングや筋力運動などのきついトレーニングは尿酸値を上げてしまいます。

汗ばむくらいの軽い運動がストレスも解消出来てお勧めです。

習慣3:こまめな水分補給が尿酸値を抑えるには大事です!

痛風は体内の過剰な尿酸が結晶化して起こりますので、水分をたくさん摂取して尿酸の結晶を溶かし、尿として排出させることが重要になります。ちなみに1日2リットルの排尿を目標にすると良いと言われています。水分補給はこまめに行いましょうね。

水分を摂る場合は、水道水よりアルカリイオン水がお勧めです。アルカリイオン水は高い利尿作用があるので、すぐに結晶を溶かして尿として排出してくれます。またコーヒーやお茶などにも利尿作用があるので、暇を見つけては飲むのが良いと思います。

習慣4:汗のかき過ぎは尿酸値を上げる結果に!

尿酸は排尿の際のみ体外に排出される性質を持っていますので、発汗量が増えるのは良い事ではありません。発汗によって体内の水分が汗として排出されることで尿の量が減り、尿酸の排出量も減少してしまいます。

適度な運動は大事ですが、運動のし過ぎや夏場のサウナなどの高温下で大量の汗をかくことは慎みましょう。

習慣5:塩分の摂り過ぎは尿酸値を高めます!

身体の中の塩分濃度が濃くなってしまいますと、尿酸が結晶し易くなります。痛風発作は関節に溜まった尿酸塩結晶の一部が遊離して炎症反応を起こすものです。

塩分の摂り過ぎは良くありません。また塩分の摂り過ぎは高血圧症など他の病気の原因にもなりますので注意して下さいね。

習慣6:アルコールの摂取は出来るだけ控えましょう!

尿酸値が上がる原因として、よく言われるのがビールの飲み過ぎですね。でもこれは半分正解で半分はちょっと間違っています。

ビールは他のお酒に比べると確かにプリン体が多く含まれていますが、一般的なビールのプリン体含有量100ml当たり5~10mg程度です。なので、ビールだけでは尿酸値が上がるとは考えにくいです。

アルコールを控えた方が良いという理由は、アルコールを体内で分解する際に尿酸が作られてしまうからなのです。また、その際に出来る乳酸が尿酸を体内に蓄積させてしまうからなのです。

という事でビールに限らず、すべてのアルコール飲料は控えた方が良いというわけです。でもストレス発散や精神的なリラックス効果、また付き合いなどで飲まないわけにはいかないという人もいると思います。そんな時は次の事を参考として下さい。

  • 飲酒量は日本酒1合、ビール500ml、ウィスキーダブル1杯のいずれかと週に2日の禁酒日
  • 蒸留酒(焼酎、ウィスキー、ブランデー)はプリン体含有量がアルコール飲料の中では少ない方なので、付き合いで飲む場合は蒸留酒にすると良いです。

さて、今回は必見! 意外と知らない尿酸値を効率よく減らす6つの習慣を紹介しましたが、いかがでしたか?

プリン体を多く含んでいる食品は食べ過ぎない事が肝要です。また適度な運動とバランスの良い食生活は、肥満の防止とそれに起因する様々な病気を改善するためにも必要な事です。

その他の水分補給や塩分摂取についても同じことが言えます。一度上がり過ぎた尿酸値を基準値内まで下げるには、薬を飲まないと難しいところも有りますが、薬の効果を早く発揮させるためにも6つの習慣をこころがける事が大事です。

痛風発作や腎臓障害等を起こして日常生活に影響が出る前に、少しだけ努力や我慢をして習慣づける事で健康を手に入れましょう!

必見! 意外と知らない尿酸値を効率よく減らす6つの習慣

習慣1:尿酸値をコントロールする基本は食事にアリ!
習慣2:適度な有酸素運動は尿酸値の減少に効果アリ!
習慣3:こまめな水分補給が尿酸値を抑えるには大事です!
習慣4:汗のかき過ぎは尿酸値を上げる結果に!
習慣5:塩分の摂り過ぎは尿酸値を高めます!
習慣6:アルコールの摂取は出来るだけ控えましょう!


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